エクセルの関数 - ネスト
CS資格・Excelの実務に必須
関数のネスティング
- 「=IF(B10>C10,"◎",IF(C10>B10,"☆","□"))」のように関数の中の引数に関数や式が使えます。
これを関数のネスティングと言います。 - この式の場合なら、「もしもB10がC10よりも大きい場合は◎を、そうでない場合であってC10がB10を超えている場合は☆を、そうでない場合は□を出す」の意味になります。
練習 学習ファイルの「基本」
実技と学科の差が10点以上の場合に「学科優勢」又は「実技優勢」を表示差が10点未満の場合は「バランス」を表示
- よく使われるのは「ROUND(AVERAGE(A1:D30),1)」のような使い方です。
練習 学習ファイルの「簡単な使い方」
平均値を小数点以下1桁の値にしましょう。
- IFと他の関数の組み合わせもよく使われます。
練習 学習ファイルの「IFと他の関数の組み合わせ」
平均点が80点以上なら「合格」を表示させてみましょう。
- INDEXとMATCHの組み合わせも代表的な使い方です。
練習 学習ファイルの「INDEXとMATCHの組み合わせ」
各順位の名前を表示させてみましょう。
式の合体
- 先ず最初に最も簡単な式を作ります。
'元の式 =INDEX(C43:C54,6) - この式なら、範囲部分は変える必要がありませんから第2引数の部分を別の関数で書きます。
'式1 =MATCH(46.31,D43:D54,FALSE) - 46.31の部分も関数で書けます。
'式2 =MIN(D43:D54) - それぞれの式を関数の引数部分にコピペで置き換えすれば完成します。
- 式1の46.31の部分を式2で置き換え
'式3 =MATCH(MIN(D43:D54),D43:D54,FALSE) - 元の式の6の部分を式3で置き換え
'=INDEX(C43:C54,MATCH(MIN(D43:D54),D43:D54,FALSE))