
エクセルの印刷設定
CS資格・Excelの実務に必須
印刷範囲の設定
- 印刷範囲を設定すれば、そのシート上では印刷範囲の部分は全て印刷され、印刷範囲以外の部分はデータが存在していても印刷されません。
- 設定はシート毎に行い、他のシートには影響を与えません。
マウスで範囲指定する方法
- マウスで範囲指定をしてから、メニューの
「ページレイアウト」→「印刷範囲」→「印刷範囲の設定」
を選択すれば、そのシートでの印刷範囲が設定できます。

入力で範囲指定する方法
- メニューの「ファイル」→「ページ設定」のランチャーで設定ウインドーを呼出し、「シート」を選択します。
- 「印刷範囲」の入力欄にセル範囲を入力すれば設定できます。

ページ設定
- メニューの「ページレイアウト」→「ページ設定」のランチャーで設定ウインドーを呼出します。
ページ
- 印刷用紙のサイズや向き等を設定します。
- 拡大縮小
原寸を100%として、拡大縮小率を%で指定します。
例 縦横の長さを半分→50% - 次のページ数に合わせて印刷
指定した印刷範囲のデータをどのように縦横分割して印刷するのかを設定します。縦横1枚にしておけば、用紙からハミ出るサイズの印刷範囲であっても適度に縮小され1枚の用紙に印刷できるようになります。
この設定は非常によく使います。ただし、縮小はされますが拡大はされません。

余白
- 上下左右の余白位置とヘッダーフッターの位置を単位cmで指定できます。
- ページ中央
データを「水平」は用紙の左右中央、「垂直」は用紙の上下中央に印刷します。
ヘッダー/フッター
- ヘッダーは用紙上部の欄外に印刷される情報のことで、フッターは用紙下部の欄外に印刷される情報です。
- 「ヘッダーの編集」「フッターの編集」のボタンをクリックすると設定画面が現れます。

- 左部分・中央部・右部分のそれぞれに設定できます。
- 各入力枠に入力された文字や数字はそのまま印刷されます。
- ページ番号等の各ボタンから挿入できるデータは他のデータや文字と混在可能です。
シート

- シート
上で述べた印刷範囲の設定やシート情報の印刷を設定します。 - 印刷タイトル
複数ページに渡るような大きな領域を印刷した際に、行や列の項目名と
なって2ページ目以降も先頭行や先頭列に印刷される部分です。 - 枠線
セルの枠を印刷するかどうか指定します。罫線のことではありません。 - 行列番号
シートの行番号や列番号を印刷するかどうか指定します。 - コメント
セルに設定したコメントを印刷するかどうか指定します。
印刷する場合は、印刷する位置を指定します。 - セルのエラー
エラーの表示を印刷するかどうか指定します。 - ページの方向
ページの進む方向(印刷順序)を指定します。
改ページ
- 印刷時にページを区切りたいセルの下右のセルを選択してから、メニューの「ページレイアウト」の「改ページ」を選択します。
- 選択したセルの右上角を中心として上下左右の十字に改ページされます。上下のみの改ページならA列のセルを指定します。
- 練習ファイルのシート「改ページ」のH20のセルを選択して改ページを挿入し、印刷プリビューで結果を確認してください。